＊日本語字幕スーパー付 公演企画書→ (PDFファイル) とある田舎の駅。切符がないため追い出されたマジシャン夫婦。駅の周辺で、男に物乞いをさせられてる姉と弟。マジシャン夫婦は、はじめ妹弟と物乞いを競うが、男に虐待されるのをみて、助けようと決心する。すったもんだの大騒動の最中に怪しげな風が吹いて台風となり全てを葬り去る。どのくらい時間が経ったのか…。意識を取り戻した夫婦は男が傷を負ったのを知り、傷を手当てし靴まで治してあげる。生まれて初めて他人から親切にされた男は、彼らが去るのを力なく見送る…。 マジシャン夫婦は傷ついて生きてきた姉弟に人間愛を芽生えさせ、彼らに辛く当たってきた男まで包み込んでしまった。 この作品に言葉はない。宮沢賢治の世界を彷彿とさせるファンタスティックな舞台。全身で踊り、飛び跳ね、転がり回る俳優たちの筋肉と息遣い・演技とアンサンブル。 【観客の声】 「公演中はずっと笑いっぱなしだったのに、出てくるときはなぜか妙に悲しみが込み上げてきました。私とい言う人間の感情をこんなにも揺さぶるなんてー」（melong444さん） 「サイレント劇？ああ！この劇は私に何もしゃべり掛けなかった。でも私は感動を見たし、感動を聞いたし、感動を感じた。」（Yeh79minさん）

劇団名・ Dramatic Company Cho-In 劇団超人 （韓国） 作品名・ The Train 汽車 ＜劇団／作品＞ 田舎の駅で繰り広げられる汽車の切符を失くしてしまった下手な魔術師夫婦と乞食の姉と弟が繰り広げる童話的な物語。舞踊、アクロバット、ジャグリング、タンブリング、魔術・曲芸などを多彩に盛り込んだ、マイム劇。 劇団超人は、演出家のパク・チョングイを中心に、新しい演劇言語を求めて集まった若い演劇人たちで設立され、2000 年から「劇団超人」を名乗るようになった。世界中の様々な演劇祭に参加し、高い評価を得ているが、なかでも「汽車」は、超人の代表作である。 作・演出： パク・チョングイ 出演： ジュ・ヒョン　ソング・キョングスォン　他 上演時間：８０分 上演劇場：青少年センターホール ＜ストーリー＞ 　ある街の駅で切符をなくした下手な魔術師夫婦が降りたちます。駅に住み着く乞食の姉と弟は道行く人からたくみにお金を稼いでいます。夫婦も一生懸命に芸を売りますが稼ぎはありません。姉妹と少ない賽銭の取り合いでも負けてしまいます。街のボスが子供達の稼ぎを巻き上げにやってきます。夫婦も巻き込まれやがて姉妹と力を合わせてそのボスを倒してしまいます。汽車が入ってきます。やっと手に入れた切符を握って汽車に乗ったはずの魔術師夫婦がそこにいます。傷ついたボスに包帯を巻くためでした。

劇団超人 （韓国） プロフィール

現代のドラマ中心の演劇と写実的な演技のパターンから抜け出し、マイムや舞踊、アクロバットなど様々なジャンルを合わせた新しい舞台言語を作ろうと結成された。 過去3年間に、アラバルフェスティバルやアフリカ演劇祭、数回に及ぶ街頭公演などで基本を確立し、第14回居昌（コチャン）国際演劇祭参加作品の「汽車」を通してその可能性を認められた。 同年8月に「パク・ジョンイプロジェクト」というタイトルの下で、本作品「汽車」がヨヌ小劇場で正式に披露され、観客の熱い声援がアンコール公演へと結びついた。 これにより「汽車」は2003年劇団超人の創立と共に、3月ヨヌ小劇場にて再び観客にその姿を見せることになり、5月のチュクチェ小劇場、11月のチャンジョコンサートホール、2004年1月のナムワムル（韓国語で木と水の意）の合計4回のアンコール公演を行った。そして2004年6月には、劇団超人の二回目の長期公演である「ポンスニ姉さん」を成功させ、より一層アップグレードした「汽車３」で居昌（コチャン）演劇祭にて金賞を受賞、エジプトカイロ国際実験演劇祭及びアルメニア国際演劇祭公式招待公演と休むことなく活動を続けてきた。 今、劇団超人は国内だけでなく海外においてもその実力が認められた「汽車３」で再び観客の前に姿を現そうとしている。 劇団超人の受賞歴・国際招待歴 2003 密陽（ミリャン）夏季演劇祭「観客が選ぶ人気賞」 2004 居昌（コチャン）国際演劇賞「金賞」 2004 カイロ国際実験演劇祭招待作品 2004 アルメニア国際演劇祭招待作品 横濱世界演劇祭参加作品 『汽車』代表構成/演出・パク・ジョンイ　企画・劇団超人 サイレント劇「汽車」は、2002年の居昌（コチャン）国際演劇祭にて好評を得た後、内容に手を加えられ「汽車２」となった。その後「汽車２」は2003年には4回のアンコール公演と各種フェスティバルを通して大衆から高い評価を受けた。また、観客の想像力を刺激するイメージとボディーランゲージからなり、世代を超えた作品としても高い評価を受けている。このような作品性を元に劇団「超人」は韓国固有の踊りと音楽、衣装で新たに「汽車３」を作り上げ、本年９月にエジプトで行われたカイロ国際実験演劇祭（2004.9.20〜30）の招待公演作品に選ばれ、今後世界の舞台に進出を企画している。横濱世界演劇祭には「汽車３」を持って参加する。 「汽車」公演沿革 2002.8 第14回居昌（コチャン）国際演劇祭招待公演 2002.9〜10 多元的芸術分野支援選定作品「ヨヌ小劇場」 2002.11 韓国教授演劇協会公式推薦作品・青少年演劇祭閉幕祝賀公演「芸術の殿堂自由小劇場」 2003.〜04. アンコール公演「ヨヌ小劇場」 2003.5〜6 アンコール公演「チュムジェ小劇場」 2003.6〜8 文芸振興基金支援＊＊を発掘する芸術分野選定作品・全国地域巡回公演 2003.7 グンポアマチュア演劇祭閉幕祝賀公演 2003.7 密陽（ミリャン）夏季演劇祭観客が選ぶ特別賞受賞 2003.8 春川（チュンチョン）国際演劇祭開幕祝賀公演 2003.9 テグ国際民俗演劇祭招待公演 2004.8 「汽車３」第16回居昌（コチャン）国際演劇祭金賞受賞 2004.9 「汽車３」エジプトカイロ国際実験演劇祭招待公演 2004.10 「汽車３」アルメニア国際演劇祭High Fest招待公演 2004.10〜11 「汽車３」全国文芸会館巡回公演 2004.11 「汽車３」ソウル文化財団2004秩E舞台公演作品製作支援選定作品「文化日報ホール」